人とのご縁はいつの間にかきれていく。
悲しいけれど、永遠というものはないんだと気づく。
学生の頃、好きだった人とも疎遠だ・・
毎日のように顔を見ていたあの頃は、
そのまま感情が続くのだと信じていた。
この好きな気持ちは変わらないだろう。
そう思っていたけれど、数年経つと人は変わるんだと感じる。
あの頃仲良くしていた友人たちとも
大人になり社会に出るとなんとなく疎遠になった・・・
本当に親しい人なら、連絡をして
ご飯に誘う。
でも、そこまで親しくはないときれていく。
縁はつないでいくのには
この人と仲良くしていたい
会えなくなったら寂しい。
そんな気持ちになれる人とは永遠につないでいたい。
なんとなく疎遠になってしまうのはよくある話。
お互いの環境の変化。
仕事が忙しい。
ライフステージの変化。
なんとなく。気分がのらない。
なんてこともあるだろう。
もうあの人とは会うことはないだろうな・・・とふと気づく。
１年以上会わないと、会わなくてもいいんだなと思うようになっていく。
数年会わないと、本当に縁はきれたのだと気づく。
いきなり、連絡をするのも勇気がいる。
びっくりされるかも・・・と考えると、安易に連絡はできない。
１回断られたりすると、また誘うことはもうない。
相手の気持ちを考えて、今会いたくない状況かも
となっていく。
案外、人との縁は簡単にきれていくんだと感じる。
ふと夜に想う。
もう二度と会えない人って多いんだなと。
というか、ほとんどの出会いがすべて
もう二度と会えなくなる可能性が高い。
どんなに親しい人であっても、
明日に命があるのかもわからない世の中だし。
連絡先を知らない人や、今どうしているのか共通の知人がまったくいない人は、ほぼきれていく。
今どこで何をしているのかも知らない。
ふとあの時お世話になったあの人も
あの時大好きだった人とも、もう会うことは二度とないんだなと気づく。
そんな時、人との関係は脆いんだなと気づく。
人との関係は大事に大事にしないと続かない。
これからの縁を大事にしよう。
一期一会の意味をしみじみ想う。