1. 加齢による歯周病
歯周病は歯を支える骨を破壊する病気で、重度の歯周病になると歯が抜けてしまいます。歯周病は40歳以上の約80%が罹患している国民病であり、歯を失う最も一般的な原因です。
2. 虫歯
虫歯は歯の表面のエナメル質が溶け出す病気で、放置すると歯髄(神経)まで達し、歯が痛んだり、死んでしまったりします。虫歯が進行すると歯が抜けてしまうこともあります。
3. 外傷
転倒や事故などで歯が折れたり、抜けてしまったりすることもあります。
4. 先天性の歯の欠損
生まれつき歯がない人もいます。これは、遺伝的な要因や、妊娠中の薬の服用などによって起こると考えられています。
癌や糖尿病などの病気の治療のために歯を抜く必要がある場合もあります。また、入れ歯やブリッジなどの治療がうまくいかず、歯を抜くことになったというケースもあります。
歯を失うことは、食事や発音、見た目の美しさなど、生活の様々な面に影響を与えます。そのため、日頃から歯磨きや定期検診などを行い、歯の健康を維持することが大切です。