断捨離、捨てると運気が上がる?手放してよかったもの
10年前くらいからある『断捨離』。
余計なものを手放して、必要なものだけ選別していく整理ワードですが
今はモノなどの片付け以外にも、自分にとって必要な時間なのかとか
必要な人間関係なのかなど様々な意味を込められて使われます。
断捨離をすると運気が上がるのか?ですが結論、私は上がると思っています。
欲しいモノも、欲しい時間も、居心地の良い人間関係もすべてはご縁だと考えます。
お金もあって、地位や名誉もあって人間性も完璧な人はこの世に一人もいないように
すべてを手にすることは難しいです。
ですが皆さん自分にとってこれだけは譲れないモノってありますよね?
お金が欲しいならあそぶ時間を犠牲にしたり、家族との時間がもっと欲しいなら
残業を切り上げるなど、程度はあれど何かを捨てて得ているものがあります。
自分にとって不要なものを捨てないと本当に欲しいものは入ってこないということです。
私自身、不安症で悩みやすい性格をしています。
休みの日も常に仕事で頭いっぱいいっぱいでした。好きな仕事をしてますし、
向上心があると聞こえはいいですがメリハリがないために、休日でも脳が休まらないため
仕事の日の朝はいつも疲労感をかかえたままスタートしていました。
そうなると、いくら隠していても一緒にいる家族や友達には不思議とバレるもので
『楽しくない?』休日くらい考えずに楽しもうよと心配と気遣いをさせてしまったことが
多々あります。
家族との時間が何よりも大切だと思ってはいます。
それでも私のように頭の中のメリハリをつけるのが苦手な方も多いでしょう。
そこで『時間の断捨離』です。休日は仕事のことを一切考えるのをやめる。(=捨てる。)
正確にいうと考える時間を分けるということです。きっと私のようなタイプの方は
何も考えないということが出来たら苦労もしないよ!って思うでしょう。
例えば、休日は家事・掃除・遊ぶことについて真剣に考える。
その代わり仕事のことは明日時間を決めて考えるという風に考える時間さえも
断捨離して選別していくのです。
ですが人間の心はそう毎日淡々とこなせるわけでもない、というのも知っておくことが大切です。休日でもどうしても仕事が気になるなら30分など時間を決めて終わらせて、
そのあとは次の出勤日まで考えないことを決める。
思考が止まらなく、気になることがありすぎてストレスになるくらいなら
一度寝たり、DVD鑑賞したり強制的に時間をつくってシャットアウトする。
捨てることだけが断捨離でもありません、距離を取ることも断捨離です。
捨てる!と意気込んで気になる時間や人間関係を無理やり断捨離しようとした
経験もありますが、結局そういう時は捨てきれずずっとモヤモヤした状態になるのです。
無理に捨てるのではなく、『距離をとる』。この方法だと気持ちが楽になりますし、
本当に不要な時にはその判断が出来るようになってるものだなと体感したことがあります。
断捨離もタイミングが大事ということです。
本当の断捨離は焦ってするものではなく、心落ち着いたときに【出来るもの】なのではないかなと思いました。