寝ている時にふくらはぎがつる、いわゆる「こむら返り」は、多くの人が経験する不快な症状ですよね。突然の激しい痛みで目が覚め、しばらくの間動けなくなることもあります。
原因
- 冷え: 冬場など室温が低く、足元が冷えると血流が悪くなり、筋肉が緊張しやすくなります。
- 水分不足: 汗をかいたり、水分摂取が不足すると、体内の電解質バランスが崩れ、筋肉がつりやすくなります。
- 筋肉疲労: 運動不足や運動後のケア不足で、筋肉が疲労していると、つりやすくなります。
- 栄養不足: カルシウムやマグネシウムなどのミネラル不足も、こむら返りの原因となります。
- 病気が原因: 糖尿病や甲状腺機能亢進症などの病気によって、こむら返りが起こることもあります。
対処法
- 痛みを感じたら:
- つま先を手でつかんで体に引き寄せるように、または近くの壁があれば、足の裏で壁を押すようにしてひざの裏を伸ばしていきます。
- 痛みがおさまるまで、ゆっくりと続けてください。
- 温めたタオルや湯たんぽでふくらはぎを温めるのも効果的です。
- 予防策:
- 寝る前に足湯やストレッチをして、ふくらはぎの筋肉をほぐす。
- 寝室の温度を適度に保つ。
- 水分補給をこまめに行う。
- カルシウムやマグネシウムなど、筋肉の健康に必要な栄養素を積極的に摂る。
- 運動不足を解消し、適度な運動をする。