潜在意識を書き換えることは、自分自身のセルフイメージや行動パターンを根本的に変え、望む現実を引き寄せるために非常に重要だとされています。
潜在意識は意識の約9割を占めると言われ、過去の経験や思い込み(メンタルブロック)によって形成されています。これを理想の状態に書き換えるための主要な方法とステップをご紹介します。
人はどうしても、願いがあると、すぐに叶えたい、
明日にでも叶ってほしい、今すぐ欲しい、とすぐに叶ってほしいと感じてしまうんですよね。
でも、長い目で見てることが大事です。
あーゆうことがしてみたいな
あんな人と付き合ってみたいな
あそこに行ってみたい
あの国に行ってみたい
色々な願望はあるものですが、長く考えていることは、
いつかは叶います。
そして忘れた頃に、あれ?そういえば、あの時
願っていたことが叶ってるかも・・・と気づく時が。。。
17歳に願っていた願望が17年後に叶うこともあるんです。
長く、長く、頭で考えていたこと、
そして、執着はしないまま忘れてしまう。これが大事です。
1. アファメーション(肯定的自己宣言)を活用する
アファメーションは、最も広く知られている潜在意識の書き換え方法です。
断定形で宣言する: 「~したい」「~なれたらいいな」ではなく、「私は〇〇です」「私の願いは実現しました」というように、既にそうなっている断定形(現在完了形)のポジティブな言葉を使います。
感情を伴う: ただ言葉にするだけでなく、その言葉が本当に実現したときの喜びや感情を伴って唱えることが重要です。感情が潜在意識への浸透を深めます。
繰り返すタイミング: 潜在意識にアクセスしやすい寝る直前や朝起きた直後に行うのが効果的です。
2. 環境とインプットを変える(ミラーニューロンの活用)
自分の周りの環境や、日常的に触れる情報も潜在意識に大きな影響を与えます。
意識の高い人と積極的に会う: 尊敬する人や成功者の考え方や行動は、脳のミラーニューロンの働きにより、無意識のうちに自分のセルフイメージを向上させます。
ネガティブな情報を控える: ニュースやドラマなど、ネガティブな情報や不幸な結末の作品に触れることを減らすことで、潜在意識に「悪いことが起こる」という刷り込みがされるのを防ぎます。
成功者の音声を聴く 本を読む: 成功者のポジティブな考え方や言葉を繰り返しインプットし、潜在意識をプラスの情報で満たします。
3. セルフトーク(自己対話)を意識的に変える
私たちは一日のうちに数万回も自分自身に語りかけています(セルフトーク)
この無意識の対話を変えることが、潜在意識の書き換えにつながります。
ネガティブなセルフトークに気づく: 「私には無理だ」「どうせ報われない」といった心の中のネガティブなつぶやきに、まず意識を向けて気づきます。
肯定的な言葉に置き換える: 気づいたネガティブな言葉を、「私だから大丈夫」「私はできる」といったポジティブな言葉に意識的に置き換えます。
4. メンタルブロック(心の制限)を解除する
潜在意識が書き換わらない大きな原因は、過去の失敗やトラウマからくる「メンタルブロック(制限的な思い込み)」です。
ブロックの特定と向き合い: 「なぜそう思うのか?」「その思い込みはどこから来たのか?」と自分のネガティブな感情や思考を掘り下げ、ブロックの正体を特定します。
感情を受け入れる: 怒り、悲しみ、恐れといったネガティブな感情を無理に抑え込まず、「そう感じてもいいんだ」と自分自身に許可を与え、受け入れることで、ブロックが徐々に緩みます。
リフレーミング(視点の転換): 過去の失敗やネガティブな経験を、「これは自分に成長の機会を与えてくれた」「これを経験したからこそ今の自分がある」といった別の視点で見直すことで、意味づけを変えます。
これらの方法を組み合わせて習慣化し、日々の生活の中で意識して取り組むことが、潜在意識を望ましい状態へ書き換えるための鍵となります。
意識のイメージングが難しいと感じるのは、多くの方が経験することです。潜在意識は無意識の領域であるため、顕在意識(意識できる部分)で「イメージしよう」と努力しても、なかなかピンとこないことがあります。
イメージングのコツや、潜在意識に働きかけるためのアプローチをいくつかご紹介します。
1. 五感を使った「臨場感」を大切にする
「〇〇が叶った」と頭で考えるだけでなく、実際にその状態になったときの感覚をリアルに感じることが重要です。脳は現実とイメージの区別があまりつかないため、臨場感を持ってイメージを繰り返すことで、潜在意識がそれを「現実」として捉え始めます。
視覚: 叶った状況の色、光景、場所などを細かく思い浮かべます。動画のように動いている様子を想像できると、より効果的です。
聴覚: 誰かの喜びの声、環境音、その状況で聞こえる音などをイメージします。
触覚: 着ている服の感触、誰かと触れているときの感覚、周りの温度などを感じます。
嗅覚・味覚: その場所にいるときの匂いや、何かを食べているならその味を想像します。
感情: 叶った瞬間の喜び、安堵感、誇らしさなどのポジティブな感情を、「味わう」ことが最も重要です。
2. 脳波がリラックスしている時間を利用する
潜在意識にアクセスしやすいのは、脳波がアルファ波やシータ波になっている状態(リラックスしている時)と言われています。
眠前は意識が薄れ、潜在意識に情報が浸透しやすい時間です。布団に入ってリラックスした状態でイメージングを行います。
朝起きた直後: まだ頭がスッキリとしておらず、ぼーっとしている時間も有効です。
3. 書き出しや言葉(アファメーション)を活用する
イメージが苦手な場合は、まず言葉にして潜在意識に働きかける方法もあります。
目標を明確に言語化する: 理想の状態を紙に書き出すことで、思考のモヤモヤを整理し、潜在意識に落とし込みやすくなります。
アファメーション(肯定的な言葉): 「私は〇〇です」「〇〇が実現しました」など、目標がすでに叶ったかのような言葉を、繰り返し声に出したり、心の中で唱えたりします。鏡に向かって笑顔で唱えるのも効果的です。
4. イメージングの目線を変える
一人称(自分目線): 実際にその場にいるように、自分の目から見える景色や感覚をイメージします
三人称(俯瞰目線): 理想が実現した自分を、客観的な第三者の視点から見るようにイメージします
どちらも有効ですが、臨場感を持って行うことが、潜在意識への働きかけとして特に推奨されることが多いです。
もし、ネガティブな考えが邪魔をしてイメージができない場合は、過去のトラウマや低いセルフイメージが影響している可能性もあります。その場合は、無理にポジティブなイメージをしようとせず、心のケアや、自己肯定感を高めることから始めるのも一つの方法です。